日本エネルギーパス協会

家の燃費を見える化してますか?

名古屋で講演

名古屋国際会議場にて講演させていただきました。お忙しい中、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

夏は暑く、冬もまあまあ寒いとのことでしたが、名古屋は40/80の地域が多いらしく土地は40坪程度が一般的だそうで、都市部ではありますが首都圏よりもパッシブ建築が多少やり易そうな印象をうけました。

IMG_3295セミナー前に、LIXILショールームのお姉さま方と少しお話をさせていただきましたが、ビルダー様で「高断熱浴槽」をお勧めされていないことが多いというお話を聞きまして、ショックを受けました。家族人数や生活スタイルにもよりますが、数年で元がとれ、その後ずっと利益を生み続けます。かなり費用対効果の高い設備なので、標準仕様にしない理由が思いつかないレベルかと思います。

 

1.器(断熱・気密・日射C)の高性能化

2.設備の高効率化

3.再生可能エネルギーの活用

この3ステップが省エネ住宅の基本3段活用ですので、設備系の知識を持つこともとっても大切なことです。以前から設備系の講習会を開催してほしいという要望がありましたので、具体的に話を進めてみたいと考えております。

 

おまけ
新商品でリフォーム用ダクトレス熱交換換気扇が展示されていました。
始めてみましたので、アップさせていただきます。開発中とのことで熱交換率などはまだ不明ですが、サイズからして割と高そうな予感がします。

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この記事を書いた人

今泉 太爾
日本エネルギーパス協会代表理事。不動産仲介業を行う中で、築年数で価値が決まってしまう日本の建物評価制度に疑問を持ち、世界基準のサスティナブル建築・省エネ住宅をつくるために、2011年から「低燃費住宅」を全国展開。国土交通省不動産市場流通活性化フォーラム委員、住宅のエネルギー性能の表示のあり方に関する研究会委員を歴任。現在長野県環境審議会地球温暖化対策専門委員を務める。