福島県川内村のコミュニティセンターを建設

2012年4月7日

慈善事業
福島県川内村のコミュニティセンターを建設

エネルギーパス協会、一般社団法人クラブヴォーバンでは、この度、福島原発事故を受けて避難した川内村の人々が仮設住宅で暮らす福島県郡山市に、可搬型コミュニティセンターをドイツからの支援金にて建設致しました。

このコミュニティセンターには、多目的ルーム、キッズルーム、図書室、健康相談室などを設け、避難生活を送っている方々がストレス解消や情報交換、子どもの学習や子育て支援の場として集うことを目的としています。

避難生活から帰村の際には、解体した上で川内村に搬送して組み立てることを可能にしつつも、厳しい冬の寒さにも暖房設備の使用を最小限に抑えるよう、低燃費型の建物として建築されています。このコミュニティセンターは2011年12月28日に川内村に引き渡され、2012年1月6日に川内村、ドイツ大使館、日本赤十字社など関係各位参加のもと、落成式が行われました。

このプロジェクトは、ドイツの一般市民・市民団体、企業、自治体、連邦政府、各地の独日協会からドイツ赤十字社、日本赤十字社を通じて川内村に寄せられた寄付金を活用して進められました。ドイツからの寄付金を活用することもあり、また、ドイツに並んだ暖かい建物にしたいとの要望もあり、私ども日本エネルギーパス協会、及びクラブヴォーバンの近隣メンバーが設計及び施工を行うに至りました。

川内村の人たちが将来帰村する際に、解体して移設できるようにするため、1.82m×4.55mのユニットをつなぎ合わせた構造としています。構造材に桧を用いたユニット工法として、木のぬくもりを感じられるようになっております。また同時に、天井は厚さ400mm、壁は105mm+80mmの断熱材を採用しているため、寒さの厳しい被災地でも、電気、ガス、灯油等のエネルギーを極力使わずに室内の温度を快適に保つことが可能となっています。

メンバーがドイツの視察を重ね、現地の意見を聞きながら本件の設計施工に取り組み、1ヶ月という短工期で完成させ、本格的な冬の到来の前に川内村に引き渡すことができました。

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用途 コミュニティセンター
構造 木造平屋建て 150.25m2 (構造材材種:桧)
工法 在来軸組工法(ユニット工法)
工期 1ヶ月
設計監理者 真建築事務所
施工者 二葉産業株式会社

日時 2012年1月6日 14:45~
主催者 福島県川内村
場所 福島県郡山市南一丁目94番地(応急仮設住宅敷地内)